キース・アウト

マスメディアはこう語った

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

1年生の児童が遠足中、お茶の購入を要望したのに同行の校長が認めなかった。そのため熱中症で救急搬送されたなどとして、児童と両親が損害賠償を求める訴訟を起こしたという。しかし普通、本人が希望したらお茶を買ってくれなどといって金を渡す親もないだろう。普通は予備の水を持たせる。極めて特殊な事例だ。

(写真:ACフォト) 記事 遠足で小1女児の「お茶買いたい」認めず、熱中症で救急搬送 学校側を提訴(2024.02. 27 産経新聞) www.sankei.com小学校の遠足中に1年生だった女児(8)が茶の購入を要望したのに教諭が認めなかったため熱中症で救急搬送された…

英語やコンピュータやその他もろもろの新しい学習によって、学校から子どもたちが駆け回り、しっかり働く時間が失われていく。おかげで子どもたちはすっかり老人化してロコモティブシンドロームに苦しむようになっているという。だが、だったら昔のように走り回らせ、働かせればいいじゃないか。

(写真:ACフォト) 記事 「前屈」「雑巾がけ」できない…子どもの運動機能に異変「子どもロコモ」とは? 原因は「姿勢の悪さ」や「運動不足」に(2024.02.20 BSS山陰放送) newsdig.tbs.co.jp 「ロコモ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 年齢ととも…

中学校技術科の教員を、2028年度までに全員、正規免許所有者にするという。コンピュータプログラミングが最優先らしい。しかしそもそも10教科(技術科と家庭科を分けて考える)に配当される教員が9人以下の学校が、全国に4分の1近くもあるのだ。技術科を正規で押さえると、美術・音楽が非正規になるが・・・兼務で教えられるのか?

(写真:フォトAC) 記事 「技術」の中学校教員、23%に正規免許なし…2028年度までの解消目指す(2024/02/13 読売新聞オンライン) www.yomiuri.co.jp 全国の公立中学校で、2022年度に技術・家庭科の技術分野を教えた教員の23%にあたる2245…

文部科学省は小中学校の授業時間を5分ずつ減らし、短縮分を各校が自由に使えるようにするという。授業がまた圧迫される。理科や体育では準備の時間もままならない。しかもそうやって生み出した時間は、働き方改革が進まないことへの言い訳に使われるのかもしれないのだ。

(写真:フォトAC) 記事 小中学校の授業を5分短縮、年間で計85時間を弾力的に運用へ…各学校の裁量で自由に(2024.02.10読売新聞オンライン) www.yomiuri.co.jp 文部科学省は小中学校の授業時間を見直し、学校の裁量を拡大する方向で検討を始める。授業…